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Y Adán y (1971・ チリ映画)

映画
01 /03 2024
少し古い難解な映画だけれども、ネットで共有されているので紹介したいと思う。

  IMDb Y Adán y 1971

1971年にチリで制作されたショートムービーだ。

タイトルは、「アダム」ということなので、最初の男性のことを意味しているのだと思う。

主人公のアダム君は海の中から、桟橋の上に飛びあがってくる。もともと海の中で暮らしていて出てきたのか、それとも海から生まれた瞬間なのか正直なところよくわからない。当然のことだが海からはじめてでてきた瞬間なので、服など着ているはずはない。したがって、アダムは裸ということになる。見た感じ12歳くらいだろうか。アダムが子供の間はおちんちんを隠すことなく演技が続いていくようだ。今だと映画でもそういう演出は難しいかもしれないが、1970年当初の映画なので、主人公がフルチンでもさほど違和感はない。

海から出てくる場面の撮影は、主人公が海に飛び込む場面を逆回転で表示させている。昔の仮面ライダーの特撮ものなどでもよくつかわれた手法だ。ただし海から飛び出してきたときに、体が濡れてないのでは変なおかしな映像になるので、最初に体を濡らしておいてから飛び込む撮影をしているのだろう。

アダムは桟橋から陸にあがり、浜辺を走る場面があるが、ここでは90度回転や180度上限逆さまの映像が使われており、頭がくらくらしてくる感じがする。多少トリッキーな映像で印象付け用としているのだろう。そうして走り終わったあとは、岩場の上に大の字に寝かせて回転しながら体をじっくり鑑賞する場面になっている。

次にアダムは波打ち際で1輪の花を見つける。その花を取ろうとするとその花はアダムと同じくらいの大きさの子供になってそばに立っていた。ここでペアになるようだ。アダムの相手はイブと決まっているはずなんだけど、相方の方にもおちんちんがついているんだよね。子供時代の相手は同性のようだった。それで12歳くらいのおちんちんが2人分見られることになっている。

そこから体を大きくしたり、空を飛んだりする格好をしながら二人で遊び、相方は再び消えて花に戻ってしまう。アダムは相方を失って少年時代の描写が終わる。

次に登場するのは薄手の服を着た青年のアダムだ。青年アダムは、魔物との出会いのあと、こんどは女性のイブとの出会いがある。女性を知ったアダムはジャケット姿になり去っていく。

実はこの映画には青年アダムとすれ違う老人アダムがいた。アダムは人生を終えて再び桟橋に戻ってくるようだ。桟橋までくると再び少年アダムが海から飛びだしてくる。映画の最後でも再び裸のアダムが登場するわけだ。それと入れ替わりに老人アダムは海の中に戻っていく。何か、このような人生の繰り返しがあることを暗示させるような描き方なのかもしれない。

白黒の映画だけれどもフィルムアーカイブから参照できるので、紹介しておく。
http://archivofilmico.uc.cl/archivo/y-adan-y/
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