珍場面ブログ
ホームページ「おちんちん映画リスト」と連携して情報の発信を行います。新ネタなどありましたら、随時記事にあげていきます。ホームページからの投稿も継続してお願いします。
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優生学と断種のはなし
前回の人種の研究の話をあげた。そもそもなぜ人種の違いを研究するかというと、その優劣を判断し、優秀な種を生かしていくという判断につながる。それが優生学の意味である。
優生学では、たとえば、精神病の人は劣等な種であり、減らすべき対象だ。優生学者は、精神病患者が繁殖しないようまず彼らの生殖機能を破壊する。生かす理由がなければ抹殺も考える。相模原事件はまさに優生学そのものだ。
この背景にはダーウィンの進化論がある。生存競争で、優秀な遺伝子を持った種が生き残り、劣等な種は消えていくことで進化が起こる。それを積極的にコントロールするのが優生学の立場だ。
過去、優生政策を実践した国で何が起きたか説明しよう。その国では、当初、遺伝病患者の断種(パイプカットなどによる避妊)を進めていたのだ。その後範囲が拡大し、精神障害者、浮浪者、ニート、アル中患者、肢体不自由者、同性愛者までも劣等な人種とされた。彼らを収容所に入れ、避妊や去勢(タマ抜き)を実施したのだ。今思えば、非人道的だと思うかもしれないが、当時はその国が法律により行ったことなので問題になっていない。しかし、その劣悪な人種にユダヤ人まで含めたことで、この国はアメリカにより徹底的に破壊されることになった。もちろんこれはナチスドイツの話だ。
そのナチスが手本とした国がある。その国はもっと昔から、優生政策を実施していた。それはアメリカだ。
アメリカでは、最初は犯罪常習者のタマ抜きを行った。強姦などの性犯罪者は当然タマ抜きをした。同性愛やマスターベーション常習者も性犯罪者と同じ扱いでタマ抜きをした。それで彼らの性衝動が抑えられるし、同時に劣等な人種の繁殖が止められるので、当時としてはベストの解決方法だった。知的障害児を預かる保護施設では、施設児のタマ抜きなんて簡単に実施できた。施設児が思春期になってマスターベーションをするようになると、タマ抜きをして性的な問題を起こさないようにしたという。保護施設といいながら、施設児を使って人体実験をしていたのと同じことだ。
以下の写真は、施設児がタマ抜きをされた結果だ。勃起や性的な関心がなくなったとか、体つきは思春期前の女子の一般的な姿に近いなど、人体実験の結果が報告されている。
18 year old Kansas youth castrated for chronic masturbation
そんな非人道的な扱いは、昔のことだろうと思うかもしれないが、戦後のアメリカでも行われている。以下の記事は、1974年のことだ。この少年は性的に晩熟で16才まで思春期の変化がなかった。体育の授業で、友達の成長した性器を見て、あこがれを感じ、それを思い出してマスターベーションをしていたという。18才のときに父親と継母が本人の同性愛傾向を問題視し、彼は結果として精神病院に送り込まれたのだ。そこで、逃げることができないままタマ抜きをされた。これがアメリカの実態だ。
Interview with a eunuch: My forced castration at 18
今、世界的に化学的去勢を合法化する国が増えてきている。タマ抜きまではしないが、薬で無能化するということだ。性犯罪者に厳罰を科すと言えば多くの人は納得するかもしれない。しかしそれをどこまで適用するのか、考慮する必要があるだろう。たとえば知的障害児に適用するか。人前でマスターベーションをして恥ずかしいからやめさせたいと思う家族もいるだろうし、性的な事件になるかもしれない。果たして世の中の人はどう考えるだろうか。他にもロリコンの人たちを化学的去勢を適用するという議論が出てくるかもしれない。別に犯罪を犯しているわけではないのに、異常者と決めつけ、子供に被害が出る前に手を打つという考えだが、これでは人権を守れないだろう。しかし1件でも事件が発生すれば予防の声があがってくるだろう。優生学は自分が優生だと思う側が、劣等な少数者を抹殺することを容認している。
優生学では、たとえば、精神病の人は劣等な種であり、減らすべき対象だ。優生学者は、精神病患者が繁殖しないようまず彼らの生殖機能を破壊する。生かす理由がなければ抹殺も考える。相模原事件はまさに優生学そのものだ。
この背景にはダーウィンの進化論がある。生存競争で、優秀な遺伝子を持った種が生き残り、劣等な種は消えていくことで進化が起こる。それを積極的にコントロールするのが優生学の立場だ。
過去、優生政策を実践した国で何が起きたか説明しよう。その国では、当初、遺伝病患者の断種(パイプカットなどによる避妊)を進めていたのだ。その後範囲が拡大し、精神障害者、浮浪者、ニート、アル中患者、肢体不自由者、同性愛者までも劣等な人種とされた。彼らを収容所に入れ、避妊や去勢(タマ抜き)を実施したのだ。今思えば、非人道的だと思うかもしれないが、当時はその国が法律により行ったことなので問題になっていない。しかし、その劣悪な人種にユダヤ人まで含めたことで、この国はアメリカにより徹底的に破壊されることになった。もちろんこれはナチスドイツの話だ。
そのナチスが手本とした国がある。その国はもっと昔から、優生政策を実施していた。それはアメリカだ。
アメリカでは、最初は犯罪常習者のタマ抜きを行った。強姦などの性犯罪者は当然タマ抜きをした。同性愛やマスターベーション常習者も性犯罪者と同じ扱いでタマ抜きをした。それで彼らの性衝動が抑えられるし、同時に劣等な人種の繁殖が止められるので、当時としてはベストの解決方法だった。知的障害児を預かる保護施設では、施設児のタマ抜きなんて簡単に実施できた。施設児が思春期になってマスターベーションをするようになると、タマ抜きをして性的な問題を起こさないようにしたという。保護施設といいながら、施設児を使って人体実験をしていたのと同じことだ。
以下の写真は、施設児がタマ抜きをされた結果だ。勃起や性的な関心がなくなったとか、体つきは思春期前の女子の一般的な姿に近いなど、人体実験の結果が報告されている。
18 year old Kansas youth castrated for chronic masturbation
そんな非人道的な扱いは、昔のことだろうと思うかもしれないが、戦後のアメリカでも行われている。以下の記事は、1974年のことだ。この少年は性的に晩熟で16才まで思春期の変化がなかった。体育の授業で、友達の成長した性器を見て、あこがれを感じ、それを思い出してマスターベーションをしていたという。18才のときに父親と継母が本人の同性愛傾向を問題視し、彼は結果として精神病院に送り込まれたのだ。そこで、逃げることができないままタマ抜きをされた。これがアメリカの実態だ。
Interview with a eunuch: My forced castration at 18
今、世界的に化学的去勢を合法化する国が増えてきている。タマ抜きまではしないが、薬で無能化するということだ。性犯罪者に厳罰を科すと言えば多くの人は納得するかもしれない。しかしそれをどこまで適用するのか、考慮する必要があるだろう。たとえば知的障害児に適用するか。人前でマスターベーションをして恥ずかしいからやめさせたいと思う家族もいるだろうし、性的な事件になるかもしれない。果たして世の中の人はどう考えるだろうか。他にもロリコンの人たちを化学的去勢を適用するという議論が出てくるかもしれない。別に犯罪を犯しているわけではないのに、異常者と決めつけ、子供に被害が出る前に手を打つという考えだが、これでは人権を守れないだろう。しかし1件でも事件が発生すれば予防の声があがってくるだろう。優生学は自分が優生だと思う側が、劣等な少数者を抹殺することを容認している。
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