相撲中継でのハプニング
TV番組
相撲の中継で廻しが落ちたら、どうなるか。テレビはいったいどんな放送をするのだろうか。以前に、なぎら健一が「悲惨な戦い」で廻しの外れる取り組みを想定した歌を作っている。力士の廻しが落ちたとき、*HKは照明を消そうとしたり、カメラをそらすように努力したのだけどうまく行かず、力士のアソコがはっきりテレビで映り、巨体には小さい珍という事実が明らかになるという話だ。その後弟子が毛布を持って駆け寄るのだが、弟子は勢い余って転んでしまう。その体を支えるためつかもうとしたのが、丸出し力士の珍だったというオチまでついている。
実際に大相撲で廻しが外れる例はまれにあったらしいけど、テレビで大事なモノが映ってしまったことはないそうだ。有名な朝ノ霧事件のとき、「朝ノ霧の男性自信がテレビで映った」などと世界中にニュースが流れて大騒ぎしたらしいが、これは誇張しただけで、実際にテレビで大事なモノは見えていないという。
テレビ放送中に本当に廻しが外れて見えてしまったら、どんなことになるのだろう。本人のプライバシーや尊厳を考えた放送をするのが正しいとは思うけど、現実のテレビは週刊誌と一緒の動きをする。その事件はアマチュア相撲大会の準決勝で起こった。下手投げを受けたアメリカ人選手が、転がりながら廻しが外れて、本当に珍出しをしてしまった。この場面をテレビはどのように放送したか調べてみた。
中継番組:投げによって勝負が決まったあとの放送は、勝った選手は一瞬映るだけで、焦りまくる下半身丸出しの選手(かろうじて珍は暗く影になっている)ばかり映していた。ハプニングとしては仕方ないとしても、勝負の振り返りをスローで見せ始めたのだ。うそだろうと思ったけど、廻しが外れて選手の珍がポロリと飛び出す決定的週間がモザイクなしで再び放送された。アナウンサーが笑いながら「廻しが取れてしまいましたが」と話し、解説者は「まあ、しっかり締めていても、外れることはあります」と軽く流した。しかしそれって、あまりフォローになってない。
他番組1:廻しが外れる瞬間はモザイク入り。しかし生尻の方は特大アップにして放送した。スポーツ選手が下着を着けてるかどうかを話題にしたバラエティ番組の一場面で、相撲はパンツを着用してないことを説明する材料にこの映像を使った。パンツを着用してないので、ハプニングがあると、「完全ノーパン状態」すなわち丸出しになるとコメントした。
他番組2:相撲大会を振り返り面白い場面があったと総括する番組。廻しが外れる瞬間はモザイク入り。起き上がった場面では股間には「珍」マークを入れ、珍が丸見えになっていることを強調した。さらに、「技を出さずに別なモノを出しちゃいました」というナレーションが入った。一方丸見えの股間を注視した相手選手の立場からは「体はでかいのにたいしたものがついてない」というセリフが入り、今度は観客の視点から「小さくてちゃんと見えなかった」というセリフが入った。画面は恥ずかしそうに必死で前を隠そうとする選手の股間のアップ。最後は本人の立場から「ひと皮むいて出直します」とナレーションを入れて締めくくった。大事な部分の映像はお茶の間には見せられないけど、でっかい体に皮のかむった小さな珍がっちり見えてましたたよということを、面白おかしく伝えていた。
他番組3:大会のダイジェスト番組。勝負のポイントや廻しが外れる場面などを面白く解説した。この映像ソースは中継放送と同じものだが、今回はしっかしとモザイク入りだった。廻しが外れた理由については「まわしがゆるすぎる」とコメントした。この選手は次の決勝戦でも登場するが、決勝戦で再び廻しが外れるかもしれないなどど、多少あおったコメントをしている。
スポーツの大会の貴重な珍出しハプニング。中継番組では準決勝で豪快な投げで勝負がつく瞬間だから、映像として見せないわけにはいかないだろう。実はこの中継番組、生放送ではなく、中継録画放送なのだ。だから技術的にはモザイクを入れることも可能なのだが、あえてモザイクを入れなかったのは、中継放送としてのリアリティや臨場感をこわしたくないという配慮があったのだろう。一方、後日同じ映像ソースを使ったスポーツのダイジェスト番組ではモザイクは入れられていた。同じテレビ局で同じ映像ソースを使った番組なのに、片方は無修正で放送し、片方は修正する別の判断がされたわけだ。中継番組はリアリティを重視し無修正で冷静に放送し、バラエティはわざと恥ずかしいくなるようなコメントを入れて修正して放送する。目的が違うということだね。
実際に大相撲で廻しが外れる例はまれにあったらしいけど、テレビで大事なモノが映ってしまったことはないそうだ。有名な朝ノ霧事件のとき、「朝ノ霧の男性自信がテレビで映った」などと世界中にニュースが流れて大騒ぎしたらしいが、これは誇張しただけで、実際にテレビで大事なモノは見えていないという。
テレビ放送中に本当に廻しが外れて見えてしまったら、どんなことになるのだろう。本人のプライバシーや尊厳を考えた放送をするのが正しいとは思うけど、現実のテレビは週刊誌と一緒の動きをする。その事件はアマチュア相撲大会の準決勝で起こった。下手投げを受けたアメリカ人選手が、転がりながら廻しが外れて、本当に珍出しをしてしまった。この場面をテレビはどのように放送したか調べてみた。
中継番組:投げによって勝負が決まったあとの放送は、勝った選手は一瞬映るだけで、焦りまくる下半身丸出しの選手(かろうじて珍は暗く影になっている)ばかり映していた。ハプニングとしては仕方ないとしても、勝負の振り返りをスローで見せ始めたのだ。うそだろうと思ったけど、廻しが外れて選手の珍がポロリと飛び出す決定的週間がモザイクなしで再び放送された。アナウンサーが笑いながら「廻しが取れてしまいましたが」と話し、解説者は「まあ、しっかり締めていても、外れることはあります」と軽く流した。しかしそれって、あまりフォローになってない。
他番組1:廻しが外れる瞬間はモザイク入り。しかし生尻の方は特大アップにして放送した。スポーツ選手が下着を着けてるかどうかを話題にしたバラエティ番組の一場面で、相撲はパンツを着用してないことを説明する材料にこの映像を使った。パンツを着用してないので、ハプニングがあると、「完全ノーパン状態」すなわち丸出しになるとコメントした。
他番組2:相撲大会を振り返り面白い場面があったと総括する番組。廻しが外れる瞬間はモザイク入り。起き上がった場面では股間には「珍」マークを入れ、珍が丸見えになっていることを強調した。さらに、「技を出さずに別なモノを出しちゃいました」というナレーションが入った。一方丸見えの股間を注視した相手選手の立場からは「体はでかいのにたいしたものがついてない」というセリフが入り、今度は観客の視点から「小さくてちゃんと見えなかった」というセリフが入った。画面は恥ずかしそうに必死で前を隠そうとする選手の股間のアップ。最後は本人の立場から「ひと皮むいて出直します」とナレーションを入れて締めくくった。大事な部分の映像はお茶の間には見せられないけど、でっかい体に皮のかむった小さな珍がっちり見えてましたたよということを、面白おかしく伝えていた。
他番組3:大会のダイジェスト番組。勝負のポイントや廻しが外れる場面などを面白く解説した。この映像ソースは中継放送と同じものだが、今回はしっかしとモザイク入りだった。廻しが外れた理由については「まわしがゆるすぎる」とコメントした。この選手は次の決勝戦でも登場するが、決勝戦で再び廻しが外れるかもしれないなどど、多少あおったコメントをしている。
スポーツの大会の貴重な珍出しハプニング。中継番組では準決勝で豪快な投げで勝負がつく瞬間だから、映像として見せないわけにはいかないだろう。実はこの中継番組、生放送ではなく、中継録画放送なのだ。だから技術的にはモザイクを入れることも可能なのだが、あえてモザイクを入れなかったのは、中継放送としてのリアリティや臨場感をこわしたくないという配慮があったのだろう。一方、後日同じ映像ソースを使ったスポーツのダイジェスト番組ではモザイクは入れられていた。同じテレビ局で同じ映像ソースを使った番組なのに、片方は無修正で放送し、片方は修正する別の判断がされたわけだ。中継番組はリアリティを重視し無修正で冷静に放送し、バラエティはわざと恥ずかしいくなるようなコメントを入れて修正して放送する。目的が違うということだね。
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コメント
アマチュア相撲でまわしがはずれたハプニングを紹介したNG大賞的な番組
2008-08-10 02:49 コーラ太郎 URL 編集
こんな番組でした
正直いうと、僕も番組名や局名までは把握してませんが、相撲大会自体が12月に行われて、その年の年末の振り返り番組で相撲大会のNG場面を紹介したものだと思います。
本文でも概要を書きましたが、お問い合わせの番組は、こんな感じで台詞が入ってます
(廻しがほどけて転がる場面)
ナレーター:技を見せずに別なモノをみせちゃいました
(黒人男性が目を手で被う)
(女性二人が顔を見合わせて大笑い)
相手選手:体の割りには、たいしたもの持ってないな~アイツ
本人:ウルトラマンモス恥ずかし~
驚いた外国人女性:ねえ、あれ見えた?見えた?なんだか小さくてよくわかんない
本人:恐れ入りました、一皮ムケて出直します
2008-08-11 23:44 一路 URL 編集
放送年月日は覚えていますか?
2008-08-13 20:23 コーラ太郎 URL 編集
No title
『悲惨な戦い』
2009-07-06 00:45 どっかのヨッパライ URL 編集