珍場面ブログ
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ドラえもんに見る描写の変化(3)
2013年8月9日の放送で、久しぶりにドッキリビデオが取り上げられた。
あらすじはこうだ。スネ夫がビデオカメラを買ってもらい、ドッキリ企画をして撮影をする。ポテトチップスの箱を仕掛けておいて、のび太がそれを拾おうとしてずっこける場面を撮影し、みんなで鑑賞をする。時代の違いを言えば、前回の放送ではVHSテープをデッキに入れてテレビに映す場面となっているが、今回は大画面テレビがあることだろう。
これに対し、ドラえもんたちはひみつ道具を使って仕返しをするわけだけど、それがドッキリビデオだ。ドッキリビデオで撮影するとハプニングが発生するが、ドッキリビデオのプラカードを見せると問題にならない。決め台詞を言ったあと「大成功!万歳!」で笑って終わりになる。これは昔のテレビ番組そのものをパクったものだろう。
さて仕掛けられるネタを紹介すると以下のようなものだった。
ネタを比較してみるとしずかちゃんへのドッキリ内容以外に大きな違いはないように思われるが、実はそれぞれのネタの過激度は以前の放送の方が高かった。新ドラえもんではギャグ漫画的な表現がなくなり、それぞれのネタはさらりと流して、それほど注意が払われていない。ネタを軽くした代わりに、後半に長々としたストーリーが設定されており、最後のオチまでかなり時間が配分された。同じネタを使っていても、受ける印象がかなり違う。
個別のネタの過激度では、例えば恐竜が現れる場面でいうと、今回の放送では恐竜が現れたところでスネ夫が驚いて終わりだが、以前の放送では恐竜にくわえられ屋根の上まで持ち上げられた場面でネタばらしをした。恐竜が消えたあと、スネ夫はかろうじて屋上にしがみつくが、万歳のポーズで手が離れてそのまま落下し、地面に激突。ギャグ漫画だからいいけど、リアルにみたら大惨事だよね。それ以外では、パイ投げ合戦も以前の放送はプラカードを失って収集がつかなくなり、大騒動になっているが、今回はさらりとネタばらしをして終了した。
ジャイアンの消毒の場面については、今回の放送は、保健所員がやってきてジャイアンの足元にスプレーした程度でネタばらししていた。以前の放送は、警察や機動隊のヘリが出動。ジャイアンは大勢の機動隊に包囲され、服は強制的に剥ぎ取られた。素っ裸で泣いているところに大量の消毒薬を頭からかけられて真っ白に。ここまでやってそろそろネタばらししようかというレベルだった。戦後間もない頃まで、DDTを頭からかける消毒をしていた時代もあったろうが、そういうイメージなのかな。ジャイアンはフルチン姿で決め台詞と万歳のポーズ。撮影終了後に我に返ったジャイアンは、むき出しの下半身を見下ろしてあわてて隠していた。のび太たちは大笑いをするというものだった。
このジャイアンの裸ネタは確か原作漫画には取り入れられてないと記憶している。なので、以前の放送のときに、内容を過激化させて構成されたのだろう。昔のテレビでは、「元祖ドッキリカメラ」という番組が実際に存在した。前にも紹介したが、溶ける水着を子供に着せてプールで泳がせ、素っ裸になったところでプラカードを見せてネタを明かすというのが放送できたわけだから、アニメで表現できないはずはなかっただろう。ドラえもんでは、普通にありえない状況がいろいろあったし、いいもわるいもある人間を描いているのだから、そのくらいの表現の自由度はあってもいいのではないかなと思う。
あらすじはこうだ。スネ夫がビデオカメラを買ってもらい、ドッキリ企画をして撮影をする。ポテトチップスの箱を仕掛けておいて、のび太がそれを拾おうとしてずっこける場面を撮影し、みんなで鑑賞をする。時代の違いを言えば、前回の放送ではVHSテープをデッキに入れてテレビに映す場面となっているが、今回は大画面テレビがあることだろう。
これに対し、ドラえもんたちはひみつ道具を使って仕返しをするわけだけど、それがドッキリビデオだ。ドッキリビデオで撮影するとハプニングが発生するが、ドッキリビデオのプラカードを見せると問題にならない。決め台詞を言ったあと「大成功!万歳!」で笑って終わりになる。これは昔のテレビ番組そのものをパクったものだろう。
さて仕掛けられるネタを紹介すると以下のようなものだった。
過去の放送 | 2013年8月9日 | |
ジャイアン | 歌で窓ガラスが割れたり人や動物が病気になり、ジャイアンは消毒される | 歌で窓ガラスが割れたり人や動物が病気になり、ジャイアンは消毒される |
スネ夫 | 庭の池から恐竜が出現 | 庭の池から恐竜が出現 |
しずか | 勉強中にたくさんのしずかちゃんが出現する | バイオリンの練習をすると、大絶賛をされる |
友達たち | 野球で遊んでいたらパイ投げ合戦になるが、騒ぎが収まらなくなる | 野球で遊んでいたらパイ投げ合戦になる |
オチ | プラカードがないと騒ぎが収まらない、結局自分たちがひどい目にあう | のび太自身が最後ドッキリをされ、反省させられる |
ネタを比較してみるとしずかちゃんへのドッキリ内容以外に大きな違いはないように思われるが、実はそれぞれのネタの過激度は以前の放送の方が高かった。新ドラえもんではギャグ漫画的な表現がなくなり、それぞれのネタはさらりと流して、それほど注意が払われていない。ネタを軽くした代わりに、後半に長々としたストーリーが設定されており、最後のオチまでかなり時間が配分された。同じネタを使っていても、受ける印象がかなり違う。
個別のネタの過激度では、例えば恐竜が現れる場面でいうと、今回の放送では恐竜が現れたところでスネ夫が驚いて終わりだが、以前の放送では恐竜にくわえられ屋根の上まで持ち上げられた場面でネタばらしをした。恐竜が消えたあと、スネ夫はかろうじて屋上にしがみつくが、万歳のポーズで手が離れてそのまま落下し、地面に激突。ギャグ漫画だからいいけど、リアルにみたら大惨事だよね。それ以外では、パイ投げ合戦も以前の放送はプラカードを失って収集がつかなくなり、大騒動になっているが、今回はさらりとネタばらしをして終了した。
ジャイアンの消毒の場面については、今回の放送は、保健所員がやってきてジャイアンの足元にスプレーした程度でネタばらししていた。以前の放送は、警察や機動隊のヘリが出動。ジャイアンは大勢の機動隊に包囲され、服は強制的に剥ぎ取られた。素っ裸で泣いているところに大量の消毒薬を頭からかけられて真っ白に。ここまでやってそろそろネタばらししようかというレベルだった。戦後間もない頃まで、DDTを頭からかける消毒をしていた時代もあったろうが、そういうイメージなのかな。ジャイアンはフルチン姿で決め台詞と万歳のポーズ。撮影終了後に我に返ったジャイアンは、むき出しの下半身を見下ろしてあわてて隠していた。のび太たちは大笑いをするというものだった。
このジャイアンの裸ネタは確か原作漫画には取り入れられてないと記憶している。なので、以前の放送のときに、内容を過激化させて構成されたのだろう。昔のテレビでは、「元祖ドッキリカメラ」という番組が実際に存在した。前にも紹介したが、溶ける水着を子供に着せてプールで泳がせ、素っ裸になったところでプラカードを見せてネタを明かすというのが放送できたわけだから、アニメで表現できないはずはなかっただろう。ドラえもんでは、普通にありえない状況がいろいろあったし、いいもわるいもある人間を描いているのだから、そのくらいの表現の自由度はあってもいいのではないかなと思う。
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