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この山河に愛ありて

TV番組
12 /03 2007
今まで一度も発表しなかったテレビネタを一つ。先に掲載した「快傑ライオン丸」が現在では見られるようになったこともあり、今後の期待を込めてテレビ連載もので未発表のものを紹介しよう。

これは岩手県の山奥にあった分校を舞台にしたドラマ。新しい先生が赴任してきて、子供たちと交流をしながら月日が経過していくという内容だった。実は、これと同じ内容の映画を見たことがある。映画のタイトルは「イーハトーブの赤い屋根」で公開は1978年。調べたところ原作は三好京三の小説『分校日記』で、熊谷勲監督により映画化されたものだ。

同じ原作を元にして映画とテレビドラマが作られていたわけだ。ドラマの方は連載になるが、時間帯はお昼で「ライオン奥様劇場」の枠だった。ドラマのタイトルはしばらく思い出せなかった。男先生役がひょっとしたら前田吟だったかも(それも正直自信がない)と思っていた。

こんなあいまいな状況だったのだけど、三好京三、1978年、前田吟、ライオン奥様劇場などの情報をもとに探しあてたタイトルが「この山河に愛ありて」だ。インターネットが普及したことで、検索で探し物がみつかる便利な時代になったと思う。こんなお昼のドラマをなぜ見てたかというと、たまたま夏休みだったからだと思う。今なら、ちょうど「大好き!五つ子」のようなものだ。

この山村の分校にはお風呂があって、子供たちがお風呂に入ることがあるのだ。映画の方では、小さな浴槽に年少の子たちがたくさん詰め込まれてにぎやかに騒いでいる光景が一場面だけあった。テレビの連続ドラマの方では、お風呂の場面も何度かあったのだが、その回の放送では男先生と男子が二人でお風呂に入っていて、男子が男先生の背中を流しながら、何かの相談をしていた。男子が先生の斜め後ろに立っていたので珍がよく見えていた。もし男子が先生の真後ろに立っていれば、珍は隠れてしまっただろうが、わざと珍がよく見えるように立ち位置を調整して撮影していたのだと思う。

テレビで珍を全国に公開される子役がどんな気分かわからないけど、奥様向けドラマでは子役が珍を見せるのは、定番のようなもの。制作者側からしたら視聴者へのサービスなんだろうね。

さて、このような昼のドラマはなかなか再放送もないし、ビデオで見ることもなかなか難しい。なおさら1978年のドラマとなると難しいだろうね。それでも今後その場面を確認できることを期待したい。
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コメント

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ありがとうございます

コメントくださった方、ありがとうございます。
この作品、とてもすばらしかったと記憶しています。

昔みたドラマなので、自信がなかったのだけれども
おかげで確信がもてました。

映画一路

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