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ボクは五才(1970年) 監督:湯浅憲明

映画
03 /29 2023
1970年の日本映画で、「ボクは五才」を紹介しよう。

 IMDB なし
 allinema

何年生のときかは忘れたけれども、小学校の体育館に児童が集められ映画鑑賞が行われた。ポータブルの映写機が設置されて長いフィルムが回っている様子も見えたので、面白かった記憶がある。

映画は実話をもとにして作られたという。小学生からみたら自分より年下の幼稚園児が主人公。この幼稚園児が高知の田舎から一人旅をして大阪まで行ってお父さんに会うというのはすごいなと思ったし、感動もあったので、映画のことを覚えていたと思う。お父さん役の宇津井健は、当時でも人気俳優だったが、久しぶりに映画をみると、若いときの姿がとても新鮮に感じられる。また、通天閣がそびえたつ大阪の街も懐かしさが感じられる。

なぜ5才の幼稚園児が大阪まで無銭旅行をすることになったのか、母親が早くに亡くなり、父親は出稼ぎで大阪。親と暮らせない幼な子の精一杯の行為だったと思う。日本で万博が開かれる頃、建設業で多くの雇用が必要とされ、田舎から都会へと労働者が移動していった時代を反映しているだろう。主人公が旅行をするために使ったのは、お父さんと以前大阪にいったときに書き残したスケッチブックの絵だった。絵を見ながら、行先を確認しながら進んだわけだ。

五才の男の子の珍場面は、おねしょのあとにパンツを脱ぐという形で3回見ることができた。追いかけられたりするようなこわい夢をみたときにおねしょをして目が覚めるのだ。前半では、家でおねしょをしたあと、その場でパンツを脱いで着替えをするときが1回目。後半は船を待つ港での出来事。おかれたタイヤの中で居眠りをした後、おねしょをして目を覚ました。ズボンがびしょびしょなのでお漏らししたことは明らか。そこでズボンとパンス下げたときが2回目。ところが港湾の職員に見つかりあわててズボン穿きなおしてトイレに走った。トイレでは、ズボンとパンツを脱いでしまって、お水を飲んでいるのだが、ここは下半身をじっくり見せていた。これが3回目。

この1回目の場面は、おねしょをしておちんちんが見える状況なので、どちらかというとちょっと笑いが漏れるような場面だと思う。そのあとおじさんが濡れた布団の上に顔を置いて、もうひと笑いみたいな感じだったろう。しかし3回目になると、空腹のあまり水を飲むというような悲壮感があるので、笑いの場面ではなくなっている。最初に床に脱ぎ捨てられた汚れたズボンとパンツ、汚れた靴、そして足、おちんちんというように、強調して映し出していくことで、かわいそうな様子をより演出したのだと思われる。

小学校で上映会をされたこのような映画であったが、最近は上映会が行われたりDVDで公開されるようになったので、今の人も見ることができるようになった。僕がこの映画を大人になってから見たのは、恵比寿のTSUTAYAでVHSをレンタルできたからだ。当時、映像作品を探すために、渋谷のTSUTAYAや恵比寿のTSUTAYAに通っていた。とりわけ恵比寿はそこでしか見つからない貴重な映像作品が多数保有されていて、まるで図書館みたいな場所だった。今の人に、当時の恵比寿がすごかったという話をしても、わからないだろうけどね。
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催眠割礼を推進するクリニック ミトラ・フサダ

医学・学術
03 /25 2023
このブログでは過去、割礼に関する記事や動画をいろいろと紹介してきた。
それは子供が大人になっていくための通過儀礼であり、お祝いでもあるから、
家族がその様子を動画を撮って公開されることも多いのだと思う。

しかし過去の記事を振り返ってみると、リンクが無効になっていることも多く
そのままでの再掲載は難しそうだ。

手術の画像が厳しいという問題があるだろうし
そもそも男性器そのものを扱う動画となるのでより厳しく見られるのだろう。
それらの文化圏においては割礼が当たり前のこととして語られたとしても
グローバルで動画を管理する視点では不適切と判断されるのは仕方ない。

そういう中、クリニック側が公開する動画は消されずに残っているものがある。
クリニックの紹介や宣伝という意図があるかもしれないし
そうした手術の技術を共有するという意図があるだろう。
多くの場合はそうした動画は年齢制限がかけられた状態で公開されている。

今回紹介するのは
麻酔の前に催眠術をかけ、催眠状態のまま包皮切除を行うクリニックだ。

  Klinik Khitan Mitra Husada   

ここで行う割礼手術の手順は
 ①催眠術をかける
 ②局部に麻酔をかける
 ③リングを包皮の内側に入れ包皮の外から糸で締め付ける
 ④糸の前側の皮を切り取る

まず催眠をかけると、割礼を受ける本人は自分では動かなくなる。
他の割礼動画を見ていると、子供たちは泣いたりすることもあるけれも、
催眠状態では本人は動かないし、何も抵抗しないから簡単にできる。

次は亀頭の大きさにあわせたリングを包皮の内側に差し込む。
包皮の外側から糸をしばって、リングと糸で環状に挟み込んでいる。

内側のリングと外側の糸で挟まれた部位の先の包皮を切り取ってしまう。
きつく糸で縛っているので、切っても血が出ている感じがない。
リングは亀頭よりもり広いので、亀頭には包皮が触れてない状態。

傷口は糸できつく縛られた場所にあるわけだけれども
包帯など巻くこともなく、保護カップもつかわず、直にパンツを穿かせる。
このまま傷口が癒えるまでリングをつけておいて
後日リングを取り除くものと思われる。

催眠前に、ズボンを穿いていた状態だったが
催眠が終わったときもズボンを穿いている状態で、目覚めることになる。

これは簡単だし、本人にとってもかなり楽だろうなと思う。

クリニックの動画はYouTubeの以下のチャンネルで公開されている。

  MH Super ring indonesia 

見ていただいたらわかるように、1年前、2年前の動画も残っている。
動画は手術の状況がわかるように、比較的サイズの大きい子が多いし
公開されている研修動画では成人男性の手術もあった。

子供も大人もされていることは全く同じ
単にサイズが大きいか小さいかというくらいの違いしか感じられないね。

中国巨漢のダイエットと珍話  徐周磊の話

医学・学術
03 /19 2023
以前何度か記事にとりあげた徐周磊君の件で、お問い合わせをいただくことがあったので、説明したいと思う。

最初に訂正だが、このブログでは以前から周磊「シュウレイ」君と呼んでいたが、その後日本のテレビ番組でもとりあげられて、周磊「シュウライ」君とカナを振っているようなので、そちらにあわせておく。

過去記事の再掲載などご要望もいただいたが、当時掲載したリンクがすでに無効になっていたり、参照しようとするとプライバシーが保護されないなどの理由で表示されないため、過去記事をそのまま再掲するのはではなく、振り返って総括をする情報として今回あらためて記事とした。

1.周磊(シュウライ)君の概要
  9歳  肥満児として迷子になりニュースでとりあげられた
 10歳  武漢愛民減肥センターに入院しダイエットに成功90kg→64kg
 14歳  体格は146cm150kg、広州の病院で胃の縮小手術を受ける
 19歳  日本のテレビが取材したときは200kgを超えていた
 21歳  2021年4月12日に他界

2.武漢愛民減肥センター時代の報道内容(10歳)

(1)テレビの報道内容からわかる様子
運動や治療を行っている場面がテレビ番組で紹介されていた。いくつかソースがある中で、プライバシー保護のため顔をぼかした映像で放送されたものがある。針治療場面の放送では本人は全裸で台に乗せられており、陰部などが多少見える状態でテレビの取材を受けていた。また中央電視台でとりあげられた別の放送では、体の露出はあまりないように見えたが、顔やを出して個人がわかる形で取材がされ公開されていた。テレビに映る本人の姿を見ていると、Tシャツに病院名や病院の電話番号がしっかり入っていたので、病院側の広告塔に利用されている感じがした。10歳のときから積極的にメディアで取り上げられている。

(2)愛民減肥センターの公開情報からわかる様子
病院のホームページでは、来院した5月5日の身体検査の状況が画像付きで公開された。部屋の中で裸にされ、見物人がそこをのぞき込んでいる様子がわかった。体重測定のときもパンツは脱がされており、太い足がわかるようにされていた。さらに陰部をクローズアップした写真が掲載されており、陰茎が小さいのは、太ももに圧迫されて成長が阻まれていると説明されていた。このまま肥満解消をしないと男性機能の発達にも支障があることが指摘されていた。

3.広州で胃の縮小手術を受けたときの報道内容(14歳)

(1)テレビ報道からわかる様子
中央電視台の番組で、シュウライ君は何度か取り上げられている。シュウライ君もこのまま肥満が過ぎると命の危険があるということを自覚しダイエットをすることになったが、なかなか食欲のコントロールが難しいので、広州の曁南大学附属病院で胃の縮小手術を受けることになった。手術を受けるためには、まず心肺機能を高めなければならないことが求められ、体操をしたり、水泳をすることが日課にされていた。病院近くのプールにワゴン車で移動しプールで水泳する様子などが報道されていた。手術前後の様子や生活上の課題についても番組ではとりあげられていた。

(2)ネット報道から
ネットでは、シュウライ君が広州にやってきて、曁南大学附属病院で手術を受けることになった経緯が紹介されている。シュウライ君は、かつて中国一の肥満と言われた有名人梁用の指導なども受けながら、水泳や運動にも取り組んだことが紹介されている。盗み食いをする習慣があり、いろいろなトラブルがありながらも、手術を受けて減量をしていく内容だった。

広州入院時の写真ニュースがWEB公開されたが、そのトップ画面はプールにお尻を丸出しのシュウライ君が浮かんでいる写真だった。青いプールに素っ裸の巨漢が浮かぶという異様な光景に、なぜこんなに大きいのか、なぜ全裸なのかと目を引く表現だったと思う。報道写真を見ていくと、プールの別の場面では、大股開いて座り込む正面からの写真もあった。14歳の男子が屋外のプールに現れ、素っ裸で巨大な体と小さなおちんちんを堂々と見せながら泳ぐというのは異様な光景だ。そこには見物人や報道カメラも構えているのだから当然に話題になるだろう。実際のところは、シュウライ君の体に合う水着がないためとりあえず素っ裸にして泳がせたということだった。

そしてこの広州での入院時代に詳細な検査が行われて、肥満の原因となる疾患が判明し、プラダー・ウィリー症候群であることが公開された。

(3)病院からの公開情報
 病院では治療の経過、手術の前後の様子などが逐次公開されていた。その中で手術室の場面の動画も公開されていた。麻酔が効いて本人の意識がない状況で、太ももにサポータを巻く処置の場面があったのだが、ちょうど陰部が見える映像になっており、導尿管が挿入された陰部が映っていた。これも、公開してよいという判断があったのだろう。

4.その後のシュウライ君

広州での手術の後は、いったん減量はしたものの、再び体重が増加し、日本のテレビで紹介されたときは200kgを超えていると伝えられていた。そして2021年に21歳で亡くなっている。

5.報道について考えたこと

シュウライ君に関する報道や公開情報について、プライバシーの問題などいろいろな考え方があると思う。実名や顔を出しているし、太った体や小さな性器など体の状態もテレビやネットで公開されている。そして最終的には疾患名も判明して公開されている。ここまですべて明らかにしてよいのか、意見が分かれる面もあるだろう。

テレビの放送では多少なりともプライバシーに配慮された報道がされていたように思う。一方で、治療した病院の公開情報では、できるだけ詳しく経過や状況を伝えるため、10歳では陰部の写真を提示して性器の成長に問題があることがコメントされていたし、14歳では一般の人が見ることのない手術室でやはり性器が映る動画が公開されていた。さらにネットの報道では、インパクトのある全裸場面が採用されたと思う。プールの場面のように、周囲の人や取材人が見ている前で素っ裸で泳ぐというのは、特異な状況であり、それだけでも話題になる内容だ。

では、どうしてここまで公開し、すべてを見せる必要があったのか。これらの手術にしても入院にしても、実際にはたくさんの治療費や滞在費・旅費がかかっている。こうして取材に協力し、情報を公開し、あるがままを見せることにより、それを見た多くの方々から支援をしてもらう意図も当然のことあっただろう。だから情報が公開されたからと言って、それがよくないことだとも言えない面がある。

後に本人の病名がプラダー・ウィリー症候群であるとされているが、この疾患では、肥満や性器の発育不全がしばしば起きるとされている。シュウライ君の場合も典型的な症例である。異常な摂食行動が肥満をもたらし、本人も親も周囲も大変に苦しんできた経緯があることもわかる。このような疾患をもった子供がいる家庭では同様の悩みがあると思われるのだ。医学論文では病気は扱うが個人情報は扱わない。シュウライ君のようにありのままの状況を伝えられたことで、この病気について広く知ってもらう機会になったのではないかと思う。

映画一路

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