衣装が全裸という映画（２）

登場人物が裸という映画を紹介しよう。

前にこのテーマで紹介した映画は、「テン・カヌーズ（2006）」だった。

先住民もののドラマの場合、出演者は不自然なふんどし姿が定番だよね。
その代わり、子役はおちんちん丸出しにして裸族の体裁を保っていた。
アボリジニーを題材にした前回の映画は、衣装を全裸（ヒモ１本）にしたので
出演者は最初から最後までフルチン・・・これにはびっくりしたものだった。

しかし調べてみたら、その手の映画は過去にも作られているようだ。

今回紹介する「HANS　STADEN（1999）」は南米の裸族の村が舞台だ。
出演者は、不自然ふんどしなどはしておらず、本当に裸。
人によっては、腰ひもがあったり、前垂れがあったりもするけれども、
チンチン丸出しで最初から最後まで演技をしていることには変わりない。

まず主人公は白人だけど、裸族に遭遇して服をはぎとられてからは、
ほぼ最後まで全裸。チンチンは見飽きるくらい何度も映っている。

先住民役はセリフと演技もしっかり要求されるので、プロの役者だろう。
出身も先住民系ではなく、メイクをしてそれらしくしているようだね。
肌の色はそうやってメイクで変えられるけど、チンチンの形・大きさは
隠せないので、バレバレだ。極太のおっさんとかも出てくるし。

まじめなドラマなので、あまりエロさは強調されていない。
映画がはじまってすぐ、裸の出演者に戸惑いを覚えるかもしれないけど
目が慣れてきたら、そういうものだという感じになってくるだろうね。

おっさん、おばさんだけでなく、男の子、女の子も見せる場面がある。
裸族の村を演出するために、衣装は全裸ということで徹底しているね。

こんな映画があったんだね。今だったらできるか、わからないね。

　　Hans Staden (1999)