珍場面ブログ
ホームページ「おちんちん映画リスト」と連携して情報の発信を行います。新ネタなどありましたら、随時記事にあげていきます。ホームページからの投稿も継続してお願いします。
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シリアで星になった少年
映画「星になった少年」は象好きの少年が、タイに留学して象使いになり、千葉に象の楽園を作りたいとがんばったのだが、若くして交通事故でなくなってしまうという悲しい話だった。
話の内容はまったく異なるが、今年の5月シリアで亡くなった少年が星になった事件をとりあげよう。少年は、ハムザ・アルカティブ君13歳。彼は政府の治安部隊に連行され、はげしい拷問のあとに死体となって帰ってきた。あどけなさが感じられるかわいい顔をした男の子が、拷問死しなければならないなんてこの国はどうなっているのか。政府への批判を掲げデモをする人たちの怒りと悲しみは爆発し、彼の肖像を掲げてデモに立ち上がったというのだ。そういう意味で僕は少年が星になったと理解した。
Tortured and killed: Hamza al-Khateeb, age 13
流れている情報では、少年が逮捕されたのは今年の4月29日、ダラの町でデモに参加していた。デモは治安部隊の銃撃により鎮圧され、死傷者と大量の逮捕者を出したという。このデモで少年は治安部隊に連行され連絡がとれなくなっていた。少年が自宅に戻ってきたのは5月24日のことだった。少年はすでに死体となっており、ビニル袋につつまれた状態だったのだ。
少年の死体を見た家族は絶句する。致命傷になったであろう銃痕がみられるが、死体はそれ以外にもさまざまなことを語りかけてくる。足や顔、ひじなどには、火傷や裂傷、首の骨は砕けており、ペニスも切り取られていた。少年が治安部隊に捕らえられ、死に至るまでに、これほどまでに恐ろしい拷問を受けたとは、信じがたいものだ。
拷問の悲惨さを死体から見て取った家族は、死体をビデオに録画し、動画サイトを使って世界へ発信したという。現在シリア国内の情報は統制されていて海外のメディアはなかなかシリアでおきていることを知ることができない。しかし動画サイトに投稿されたこの死体の映像は世界中の人が目撃し、シリアで行われている非人道的な行為に批判があげられるようになった。そういう意味でも、動画サイトの力というものはすごいとわかる。
それではここから下が動画のリンクだ。あくまで死体の動画なので、苦手な人はみない方がいいだろう。
一つ目の動画は、死体の状況を解説しながら録画されたものだ。最後のところで陰部の映像があるが、この部分での扱いが異なっている。いずれも2分20秒程度の同じソースなのに取り扱いの違う三つのyoutube動画を紹介しよう
①完全塗りつぶしで修正
②SFP(Syrian Free Press) 画面にぼかしを入れて修正
③Ugarit News 修正なし
そして、もうひとつは少し異なるアングルから撮影されたもので、7分50秒ほどある、
これはオリジナルなのかもしれないが修正なし
少年の死体
この映像がyoutubeで普通に見られることに驚きを感じるが、なぜにここまで見せなくてはならないのか悩ましいと感じるね。
この映像が出てから後、政府側は少年はデモのときに銃弾にあたって死んだのであって、死体の損傷は腐敗が進んだためだという言い方をしているらしい。反政府側は当然のこと火傷や裂傷、ペニスの切り取りなど、明らかに拷問が行われたと主張する。
そもそもなぜこのような状況で死体を家族に返したのか・・・
反政府デモに参加したら、こんなひどい目にあうのだという見せしめなのだろう
そしてこのような死体を家族はなぜありのままに世界に発信したのか・・・
政府はこんな非人道的なことをしていることを主張しているのだろう
いずれにしても、政府側・反政府側の立場の違いはあれ、犠牲になった少年の死体は政治的に利用されているに過ぎないように思えてしまう。
話の内容はまったく異なるが、今年の5月シリアで亡くなった少年が星になった事件をとりあげよう。少年は、ハムザ・アルカティブ君13歳。彼は政府の治安部隊に連行され、はげしい拷問のあとに死体となって帰ってきた。あどけなさが感じられるかわいい顔をした男の子が、拷問死しなければならないなんてこの国はどうなっているのか。政府への批判を掲げデモをする人たちの怒りと悲しみは爆発し、彼の肖像を掲げてデモに立ち上がったというのだ。そういう意味で僕は少年が星になったと理解した。
Tortured and killed: Hamza al-Khateeb, age 13
流れている情報では、少年が逮捕されたのは今年の4月29日、ダラの町でデモに参加していた。デモは治安部隊の銃撃により鎮圧され、死傷者と大量の逮捕者を出したという。このデモで少年は治安部隊に連行され連絡がとれなくなっていた。少年が自宅に戻ってきたのは5月24日のことだった。少年はすでに死体となっており、ビニル袋につつまれた状態だったのだ。
少年の死体を見た家族は絶句する。致命傷になったであろう銃痕がみられるが、死体はそれ以外にもさまざまなことを語りかけてくる。足や顔、ひじなどには、火傷や裂傷、首の骨は砕けており、ペニスも切り取られていた。少年が治安部隊に捕らえられ、死に至るまでに、これほどまでに恐ろしい拷問を受けたとは、信じがたいものだ。
拷問の悲惨さを死体から見て取った家族は、死体をビデオに録画し、動画サイトを使って世界へ発信したという。現在シリア国内の情報は統制されていて海外のメディアはなかなかシリアでおきていることを知ることができない。しかし動画サイトに投稿されたこの死体の映像は世界中の人が目撃し、シリアで行われている非人道的な行為に批判があげられるようになった。そういう意味でも、動画サイトの力というものはすごいとわかる。
それではここから下が動画のリンクだ。あくまで死体の動画なので、苦手な人はみない方がいいだろう。
一つ目の動画は、死体の状況を解説しながら録画されたものだ。最後のところで陰部の映像があるが、この部分での扱いが異なっている。いずれも2分20秒程度の同じソースなのに取り扱いの違う三つのyoutube動画を紹介しよう
①完全塗りつぶしで修正
②SFP(Syrian Free Press) 画面にぼかしを入れて修正
③Ugarit News 修正なし
そして、もうひとつは少し異なるアングルから撮影されたもので、7分50秒ほどある、
これはオリジナルなのかもしれないが修正なし
少年の死体
この映像がyoutubeで普通に見られることに驚きを感じるが、なぜにここまで見せなくてはならないのか悩ましいと感じるね。
この映像が出てから後、政府側は少年はデモのときに銃弾にあたって死んだのであって、死体の損傷は腐敗が進んだためだという言い方をしているらしい。反政府側は当然のこと火傷や裂傷、ペニスの切り取りなど、明らかに拷問が行われたと主張する。
そもそもなぜこのような状況で死体を家族に返したのか・・・
反政府デモに参加したら、こんなひどい目にあうのだという見せしめなのだろう
そしてこのような死体を家族はなぜありのままに世界に発信したのか・・・
政府はこんな非人道的なことをしていることを主張しているのだろう
いずれにしても、政府側・反政府側の立場の違いはあれ、犠牲になった少年の死体は政治的に利用されているに過ぎないように思えてしまう。
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