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画面に大写し 「イタリア式恋人アタック作戦」 1972年・アントニオ・ラチョッピキャスト監督

映画
12 /10 2007
これはちょっと古い映画だけど、テレビのロードショーで放送された映画だ。「イタリア式恋人アタック作戦」1972年のイタリア映画。 

 IMDB Il maschio ruspante 1973

この映画を見たのは子供の頃、確か水曜ロードショーだったと思う。映画自体はラブコメディで、今考えると子供が見るような内容じゃなかったと思う。主人公はジュリアーノ・ジェンマ。硬派のギャングもののイメージはあるけど、こんなずっこけコメディというのはかえって印象が強かったかも。乳搾りをしている主人公は、まちがってオスのペニスを絞ってしまったり。

さて、この映画で見られる珍は2回。町の中を行進する修道院の人たちに、ベランダからおしっこをする幼児。そうしてもう1回は、子供時代の主人公だ。修道院の中で、子供たちは紐をむすんで列車ごっこしていた。楽しそうに遊んでいるのだけど、シスターがやってきて、列車をごっこで遊ぶ主人公を見て気絶しそうになる。実は、主人公は好きな女の子と一緒に「連結器でつなごう」といって、珍を出して歩いていた。シスターはそんな珍遊びをみて、仰天したんだね。当時の僕には、連結器の意味が理解できてかどうかは、ちょっと思いだせない。どっちにしても、その連結器が映るのかなと思ってみてたら、カメラは期待通りに珍を映し出した、ズームで寄って珍が画面に大映しになってしまった。映画では珍をあまる見た記憶がなかったし、、ましてこんなでかでかと見えるとは想像もしてなかったので、しっかり印象に残ってしまった。しっかりと皮がかむった棒状の形だったんだけど、長さがあって、自分のより大きい思ったかな。

実は長い間、この映画のタイトルがわからなかった。古い映画なので、ビデオなども見つからなかったし、確認ができなかった。覚えているキーワードは、修道院(孤児院)、天使、列車ごっこなど。ただしジュリアーノ・ジェンマだけは確実だと思ってた。いろいろと出演作品を検索して探した結果、30年ぶりにこのタイトルを探しあてることができた。
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この山河に愛ありて

TV番組
12 /03 2007
今まで一度も発表しなかったテレビネタを一つ。先に掲載した「快傑ライオン丸」が現在では見られるようになったこともあり、今後の期待を込めてテレビ連載もので未発表のものを紹介しよう。

これは岩手県の山奥にあった分校を舞台にしたドラマ。新しい先生が赴任してきて、子供たちと交流をしながら月日が経過していくという内容だった。実は、これと同じ内容の映画を見たことがある。映画のタイトルは「イーハトーブの赤い屋根」で公開は1978年。調べたところ原作は三好京三の小説『分校日記』で、熊谷勲監督により映画化されたものだ。

同じ原作を元にして映画とテレビドラマが作られていたわけだ。ドラマの方は連載になるが、時間帯はお昼で「ライオン奥様劇場」の枠だった。ドラマのタイトルはしばらく思い出せなかった。男先生役がひょっとしたら前田吟だったかも(それも正直自信がない)と思っていた。

こんなあいまいな状況だったのだけど、三好京三、1978年、前田吟、ライオン奥様劇場などの情報をもとに探しあてたタイトルが「この山河に愛ありて」だ。インターネットが普及したことで、検索で探し物がみつかる便利な時代になったと思う。こんなお昼のドラマをなぜ見てたかというと、たまたま夏休みだったからだと思う。今なら、ちょうど「大好き!五つ子」のようなものだ。

この山村の分校にはお風呂があって、子供たちがお風呂に入ることがあるのだ。映画の方では、小さな浴槽に年少の子たちがたくさん詰め込まれてにぎやかに騒いでいる光景が一場面だけあった。テレビの連続ドラマの方では、お風呂の場面も何度かあったのだが、その回の放送では男先生と男子が二人でお風呂に入っていて、男子が男先生の背中を流しながら、何かの相談をしていた。男子が先生の斜め後ろに立っていたので珍がよく見えていた。もし男子が先生の真後ろに立っていれば、珍は隠れてしまっただろうが、わざと珍がよく見えるように立ち位置を調整して撮影していたのだと思う。

テレビで珍を全国に公開される子役がどんな気分かわからないけど、奥様向けドラマでは子役が珍を見せるのは、定番のようなもの。制作者側からしたら視聴者へのサービスなんだろうね。

さて、このような昼のドラマはなかなか再放送もないし、ビデオで見ることもなかなか難しい。なおさら1978年のドラマとなると難しいだろうね。それでも今後その場面を確認できることを期待したい。

快傑ライオン丸の珍ハプニング?

TV番組
12 /02 2007
1972年のテレビで放映された特撮ヒーローもの「快傑ライオン丸」の話。

この時代、ウルトラマンや仮面ライダーなどの特撮ヒーローものは花盛りだった。ライオン丸と同じ枠では、スペクトルマンなどがあったと思う。1970年代、お子様向けのファミリードラマや実写の特撮ヒーローもので、珍がテレビに映ったという記憶はほとんどなかった。とりわけ毎週画面に顔を見せる主役・脇役クラスが珍を見せるとは思ってなかったので、この場面を見たときに正直ビックリして強烈な印象があった。ビデオが今みたいに普及してない時代だったので、毎週必ず番組を視聴し、一度見た場面は記憶に残すしかできなかったとき。このわずか1~2秒の場面は頭の中に消えることなく残っている。30年以上たって、やっとこの記憶が本当だったことが確認できるようになった。
 
第47話 地獄の棺桶・怪人ジェンマ 1973年2月放映
 早撃ち怪人のジェンマとの戦い。十字架の上に逃げた小助(梅地徳彦)に向かって怪人が銃を連発すると、服がきれいに吹っ飛んで素っ裸になってしまう。小助は裸のまま股間をしっかり押さえて恥ずかしいと叫びながらしばらく戦っていたのだ。そのうち、やっつけたどくろ忍者の装束(布)を奪うことに成功した。今度はライオン丸から笛を吹くように指示される。笛は天馬ヒカリ丸を呼び出すために吹くのだが、笛をかまえようとしたときに布がばさっと落ちて珍が丸だしになってしまったのである。布が落ちた瞬間の小助の動作が、マジ焦りのように見えてしまうのだ。笛を吹くには両手を使うから股間を隠せない、恥ずかしそうな顔で、布を拾うか、笛を吹くか迷ったけれども、珍を隠すためにお尻をカメラに向けて笛を吹きだした。ひょっとして、これ撮影のときにNGだったのを、わざと使ったんじゃないかなというのが僕の推理。もしただの演技だったら、本当に天才子役だと思う。

カニバル/世界最後の人喰い族 1976年・ルッジェロ・デオダート監督

映画
12 /01 2007
「カニバル/世界最後の人喰い族」 1976イタリア映画

  IMDB Ultimo mondo cannibale

後に食人族を世に発表したルッジェロ・デオダート監督の作品。カニバルとか人喰いとかいうと、ちょっと普通じゃないあやしい感じがするよね。 それでもこの映画は比較的ストーリー性もあって、どちらかと言うと見やすい映画になっている。

ミンダナオ島を調査していた一行は、ジャングルの真ん中で遭難してしまう。最後一人生き残ったのが主人公。しかし彼も、未開の部族につかまり、棲み処に連れてゆかれることになる。主人公は部族の女性を一人味方につけ、洞窟から抜け出すことに成功。追ってくる部族の人たちに対しては、自ら人喰いを実施し、けん制をするなどの演出もあり。

さて、この部族は100名ほどが集まる結構な人数の部族になっている。10代の少年までは常に全裸で登場。全裸の子供たちが岩山のいたるところに立っていて、見下ろしてくる様などはぞっとする光景になっている。

見どころはやはり主人公が最初に洞窟に連れて行かれた場面だろう。服や時計など身に着けているものは全部奪われてしまい、まったくの全裸状態にされる。初めて見る文明人が珍しかったのか、若い部族の男二人は、主人公のペニスををつついたり、つまんだり、しつこくいじくりまわすので、萎縮していた主人公のペニスが伸びていく。一方で若い男二人は、自分たちのペニスを腰布から取り出して大きさ比べてみたりもする。あきらかに部族の男性のペニスは短小だが皮がない。主人公のサイズは部族の男性より大きいが、包茎だ。この対比はちょっと面白かった。

映画の撮影はどうもマレーシアで行ったとのこと、部族役として出演している人たちは、割礼を受けていたのかもしれないね。

昔、映画のVHS版のときは、しっかりと修正されていた。最近は完全版というDVDが販売されているようだけど、ここであげた場面がどこまで修正なく見られるのかは未確認である。

映画一路

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